毎日続けて飲みたい!と思っても、一日の食事にかけられる食費って決まっているから、少しでも安くいいものを、と普通に思いますよね?!
オレンジジュースなどの濃縮還元や、オレンジをミックスしたみかんジュースなど、御買い求め易い価格なので比較されると、高い!、と思われる事もあります。
なぜこの価格で販売するようになるのか?の理由を考えて行きます!
その①当店では生産者さんとの『フェアトレード』を掲げています。
元々フェアトレードとは、途上国などの立場の弱い生産者に、寄付ではなく、商品を適正な価格で継続して買い取ることで、生産者が自立できるように支援する貿易の仕組み、とされてます。
日本国内でのフェアトレードの取り組みには、地産地消、まちづくり、環境などにも配慮し、地域活性化にも貢献することができるといった、先進国である日本特有の目的もあるようです。
農家さんにとっては、精品も、規格外品も、加工品も、労働する時間や肥料などのコストは変わらないため、出荷する生産物に価格差があると手取り収入にも影響があります。
実際ある地域の農家さんに聞いた話です。
農家Aさん『この前、みかんを市場に持っていったら、20円やったー』
私『え??キロ20円ですか? まぁ、安いですね、、』
農家Aさん『いやいや! 1コンテナ(18kg)でよ〜! 市場まで距離あるけん、ガソリン代にもならん…』
私『え、1kg 1円ちょっとって…。うちならキロ〇〇円で引き取らせてもらうのに。』
ということで、取り引きさせてもらうようになりました。
生産者から安く仕入れることで、安く販売する仕組みですと、マイナスのスパイラルになり、結局、生産者さんが減り、生産量が減り、消費者・中間業者にもいい結果にはなりません。
いかに、生産者さんから適正な価格で引き取りされてもらい、購入者さんに適正価格で購入いただけるか。
そこを意識しながら販売しています。
その②へ続く。